納骨と合祀の違いを理解しておこう!
遺骨を埋葬する方法として、納骨と合祀という言葉があります。
納骨は骨壷に骨を納めて、それを埋葬する形です。
一般的な墓地に骨を埋める場合はこういった方法が主流です。
それに対し、合祀とは骨壷から遺骨を取り出して直接土に埋葬する方法。
個別の墓地をお持ちの際は合祀することはありません。
何十年にもわたって骨壷の状態で埋葬することになるかと思います。
しかし永代供養を選択されますと、いずれは骨壷から出して合祀する形が一般的です。
それは永代供養を行う納骨スペースの問題もありますし、長い年月が経つとお参りをするご家族の方がすでに亡くなられて供養する方がいなくなるといったことも考慮されてのものです。
合祀になりますと、全ての骨をまとめて埋葬する形になりますので、他人の遺骨と同じ場所に埋められることになります。
そうなると、後から遺骨を取り出すことはできませんのでご注意ください。
永代供養の場合、各寺院によって納骨期間が異なります。
5年経って合祀に移行することもあれば、10年、20年経ってもまだ合祀を行わないというケースもあります。
海島寺の場合は33回忌まで合祀を行っていません。
とても長い期間骨壷の状態で保管する形になりますので、ご遺骨をいつか取り出したいと考えている方でも対応できるケースがあります。