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海島寺について
当山、龍巌山海島寺は今より六百余年程前の南北朝時代後期の1380年（永徳2年）に甲斐武田家11代当主信成公の四男・十郎武続公が東郡栗原（現在の山梨市）に拠り栗原氏と称し、ここ海島寺を建立し、先祖の菩提の祈願所とした。
その後、武田信虎公の伯母・宝山玉長老尼が尼寺として再興し、2世も信玄公の伯母・天徳祖瑞長老尼が後を継ぎ、その後も武田家有縁の姫君が尼僧となり11代続いた。
また、当時は寺名の漢字も異なり、寺域に桃樹が多かったことから「開桃寺」と称していたが、徳川家康公が甲斐国の視察に見えた時に氾濫原でもあった日川が氾濫し、山の上から見られた時に境内がやや高く造られていた「開桃寺」だけが海の島のように浮かんでいたことより、「海島寺」に改名したとされている。この縁により、武田家没落後も徳川家より庇護を受けることとなり、また、宝永4年（1707年）柳沢吉保の命により信虎公の弟・大泉寺2世吸江英心大和尚を勧請開山として尼寺から僧寺に改め、今日では尼寺に至る。
鎮守社
お堂は、1606年（慶長11年）2月25日に武続公の弟・武田蓮斎が学業の神「菅原道真公画像（天神画像）」を御神体として奉納しました。また、お堂の作りは江戸初期の見世棚造りを彫らしです。
龍巌石と正身観音霊場
海島寺が正身観音霊場と云われる由縁は、龍巌石に観音様が現れたことからここにお寺を建立しました。また今は場所を変えてお墓を祀っておりますが、当時はそこに栗原十郎武続公のお墓が安置されており、その石を武続公のお墓として祀り、度重なる日川の氾濫のおり観音様が石の上に現れて人々を救ったという伝説も残っています。
ご葬儀について
ホールや葬祭場でのご葬儀に出向いたします。海島寺では故人様の生前の宗旨・宗派を問わず、ご葬儀のご依頼をお受けいたしますが、曹洞宗の儀礼に則ってご葬儀を執り行わせていただきます。
※事前にご家族やご親戚に宗派のご確認をお願い致します。
ご相談・ご質問
ご葬儀に関して、分からないことやご不安なことなど多々あると思いますが、段取りのことや費用のこと、今後のお付き合いについてなど、ご遺族様のご事情を考慮しながらご相談をお受けいたしますので、遠慮なく海島寺までお問い合わせください。
檀家について
ご依頼いただく際に、皆様が最もお気になさる項目の一つである寺院特有の「檀家」についてではないでしょうか。必ずしも入らなければいけない訳ではございませんが、ご依頼があれば年忌法要などのお手伝いもさせていただきます。
納骨堂について
海島寺本堂内に納骨墓をご用意しており、故人様を永代にわたりご供養いたします。いつでもお参りが可能です。ご親族が残っている場合はご家族様の供養も必要ですので来てあげてください。ご事情などに合わせてご提案をさせて頂きます。お気軽にお問い合わせください。
1名：30～50万円
2名以降、ご家族様は割引させて頂きます。
※13回忌から33回忌まで個別でご供養させて頂きます。そのあと境内にある合祀墓でのご供養になります。
墓地について
交通アクセスが良い境内墓地にお墓を考えてはいかがでしょうか。詳細に関しましては、現地をご案内しながらご説明させていただきます。下部お問い合わせより、事前にご連絡をお願い致します。
家族墓はもちろん、夫婦墓もご対応させて頂きます。
※別途墓石代など諸費用がかかります。
住職からのご挨拶
大切な方との別れである葬儀等を、故人様・施主様に寄り添いながら一緒にご冥福を祈り、ご供養が出来ればと思っております。
近年では、お寺さんとのご縁があまりなく「仏縁（仏様とのご縁）」を結ぶ機会も少なくなっていると思います。これも「仏縁」です。
葬儀だけでなく、様々な相談などもお受けいたしておりますので、お気軽にご相談ください。
住職
| 寺院名 | 龍巌山 海島寺（りゅうがんざん かいとうじ） |
|---|---|
| 宗派 | 曹洞宗 |
| 住職名 | 平野 衣純（ひらの えじゅん) |
| 住所 | 〒405-0022 山梨県山梨市上栗原1039 |
| アクセス | 【公共機関の場合】 JR山梨市駅から車で10分 |
| 電話番号 | 0553-22-1382 |